色々な着こなしに似合う、言ってしまえば究極の「普通」
細身のシルエットが主流の中、
少し細身が飽きてきた人に人気のある少しルーズなシルエットのトラウザーパンツ。
サイズバランスを崩した着こなしやスニーカー人気など理由はいくつもあると思います。
今日はミリタリーがルーツの41カーキタイプをご紹介。
縦に入るポケットや玉縁ポケットと呼ばれるディテールが目に見える所で最大の特長ではないでしょうか。
玉縁も両玉縁、片玉縁とあるので見ると面白いです。
写真は両玉縁で通称41カーキと呼ばれるトラウザーに使用されるディテールです。
あとは生地の織りの向きとかいろいろ細かいところはございますが
もの凄く長くなりそうなので、興味のある方は店頭で(笑)
軍パンと言えばカーゴパンツを想像しがちですが
適度に武骨で、すっきりとしたシンプルなデザインながらも上品な印象を持つ41カーキ。
色々な着こなしに似合う、言ってしまえば究極の「普通」
そこが良いのではないでしょうか。
ノータックなので例えば30インチがジャストサイズの人が34インチを履いてキュっと
ベルトで縛って履いても今っぽく、サイズ感を崩した合わせ方も出来そうです。
もともと第二次大戦ごろ開発された41カーキ。
第二次大戦後、アメリカに復員した兵士の多くは、
市民生活に戻っても41カーキやその後に開発された43カーキを手放さなかったらしく、
頑強で機能性に優れ、しかもイージーケアで汚れが目立たないカーキパンツは、
ワークウエアとして大いに利用されたに違いありません。
あるいは、大型バイクやスポーツカーで週末を楽しむ行動派の人々は、
映画『大脱走』のスティーブ・マックイーンのように、
いい具合にカラダと馴染んだカーキパンツを半袖のスウェットシャツやミリタリーブーツと格好良くコーディネートしたんではないでしょうか。
股上やワタリ幅をより日本人の体型にフィットするように調整を加え、
国産のウエポン地や、使う素材をウールやコーデュロイなどに
変更し、オリジナルの41カーキの良さを残しつつ、
現代のファッションに似合うように昇華。
そんなトラウザーをご用意していますので、ぜひ店頭でお試しください。
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