COSMIC GYPSIES

これまでRadiallのグラフィックの中で度々登場する架空の野外フェス、
COSMIC GYPSIES(コズミックジプシーズ)。

RADIALLの本店DOOBIESにあの世界的アーティスト BECKが来店された際にも魅了されたシリーズ。


70年代のサイケデリックなフェスをイメージし、以前は架空のバンドなどを並べ、ポスターをイメージしたグラフィックだったが、今回はまた一味違うテイストでのリリース。






設定はアメリカはカリフォルニア州、ロングビーチ郊外にて1996年開催された野外フェス。
左胸にCOSMIC GYPSIESと銀河が描かれ、パーラメントやアースウィンドファイヤーなどのアーティストが印象的で馴染み深い、アフロフィーチャリズムを彷彿させる、宇宙との交信を匂わすファンクな要素をデザイン。




サイケデリックな背景とギャルが2人。
そして、PANDORA(パンドーラ)と縦横に入ったグラフィック。


かなり強烈なインパクトのあるデザインですが、
PANDORAとはギリシャ神話に登場する女性で、神々によって作られ人類の 災いとして地上に送り込まれた人類最初の女性とされている。
神によって作られたPANDORAは各神々から織物や男を苦悩させる魅力、そして恥知らずで狡猾(こうかつ)な心を与えられたとされている。

色々と諸説や物語がありますが、PANDORA = 人を惑わす女性のことで
要するに男にとって魅力的ではあるが、破滅の道へと導くMAN’S RUIN(マンズルーイン)の一つと捉えています。

ドラッグ、ギャンブル、女性がだいたいMAN’S RUINとしてタトゥーのデザインとしても見受けられ、これもまたRadiallのグラフィックの中では重要な要素。



“COULD YOU REALLY BE BRAINWASHED?”
訳せば、あなたは本当に洗脳されるのか?洗脳されたのか?
と意味深な言葉が入っています。


本当の真実を見分ける、”THE NEW HEDONISM”( 道を解して自ら楽しむ )の真髄その物です。


深い話はさておき、音楽、車、女性、そして愛と平和。
そんな意味合いも込めて作られたRadiallらしいグラフィックではないでしょうか?
心に刻みたい大事な事。



そして今シーズン1996年にまつわる事が度々登場しますので、合わせて要チェックです。





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