Liberaiders 23 Spring&Summer START!!
Liberaiders
23 Spring/Summer COLLECTIONが本日よりスタート致します。
コレクションテーマ
『ALL GOOD THINGS ARE WILD AND FREE 』
直訳すると、全ての良い事は野性的で自由である。
元々ヒッピーが好んで使っていた この言葉をディレクターの MEI が知るようになったのは、 今回のシーズンロケーションであるカリフォルニア 州南東部に位置する砂漠の国立公園。「ジョシュアツリー」に足を運ぶようになってからである。その雄大な自然を有するジョシュアツリーは 60 年代から数多くのミュージシャンに愛された特別な場所だったのです。
Liberaiders®
Spring / Summer 2023 『 ALL GOOD THINGS ARE WILD AND FREE 』
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Director Mei Yong Interview
Liberaidersのスタートは、自分自身、今まで行きたくてもいく事が出来なかった場所に旅を通してチャレンジしに行く事からスタートしているのですが、 23ss は 12 シーズン目という事もあり、前回の LA もそうなのですが、今までの自分の基礎を作ってきた場所について表現したいなと思い、ジョシュアツリーをテーマにすることにしました。
コレクションの重要な要素として、ジョシュアツリーの雄大な自然はもちろんの事ですが、本当に伝えたい要素は音楽と切っても切れない特別な土地であるという事。
60 年代~ 70 年代のロックンロールのアーティストにこの場 所が多大な影響を与え、様々なエピソードを 生み出してきたという事を、今までジョシュアツリーに何度も通う内 に知りました。
場所の雰囲気とカルチャー含め、大好きなこの場所を、ブランドを通して表現することができて良かったと思っています。
きっかけを遡ると、僕がまだ学生時代、当時の中国では海外の音楽が容易に聞ける環境では無く、僕らの世代のごく一部の人間しかロックンロールを聞く事が出来なかったのですが、その当時、若さとエネルギーと世界に対する好奇心溢れる自分が出会ったのがU 2 のアルバム『ジョシュアツリー』このアルバムに大変 影響を受けました。
当時の自分は、U2 はアイルランドのバンドなのでこの場所はアイルランドのどこかなのだろうと思っていましたが、 90 年代にアメリカに仕事で通うようになっていくうちにジョシュアツリーがカリフォルニアにある事を知り、頻繁に通うようになっていきました。
先述の通り、通う度に自分の好きな音楽と密接に関わっているこの場所に魅力を感じていった、とても大切な場所です。
ジョシュアツリーに何度となく通って行くうちにカントリーロックを作ったと言われるシンガーソングライター、グラムパーソンズの事を知る事になり、彼の伝説 的なエピソードを知りました。
いつか彼が生涯を閉じた伝説のモーテル、ジョシュアツリーインのグラムパーソンズルームに行きたいと思っていたのですが、昨年 11 月にやっと部屋の予約が取れ、泊まる事が出来ました。まるで彼がこの世を去ってから時間が止まったままのような部屋で彼の音楽を聞きながら、彼の人生に想いを馳せた事は、自分にとって、とても貴重な時間だったと思っています。思い入れのある写真が詰まったカタログを片手に皆さんに今期のコレクションを楽しんで頂ければ幸いです。
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