ちょうどいい今っぽさもあって、いい仕上がりのシャツ。
最近また着たいなぁって思ってきた、言ってみれば普通のチェックシャツ。
でも普通は普通ですので、言い換えれば普通に見えて普通じゃないヤツが好ましい。
台襟の高さでしたり、襟の大きさ、羽織ったときにでるシルエット。
ハンガーにかかってると普通にみえちゃうんですが、羽織るとその魅力を充分に感じます。
ここ数ヶ月、スウェットばかり着て過ごしてきたから、ややきちんとした服が新鮮に見えますし、ものすごく着たい衝動に駆られます。
ただ普通では満足できないので、当然少し自分なりにこだわったものを。
チェックのパターンも何でもいいわけでなく、自分なりにやっぱり90年代のスケーターだったり、アーティストだったり自分が好きな"匂い”があるものがいいかなと。
ワントーンのチェックがこれまた今の気分で、生地はタイプライターが調子いい。
タイプライター生地の持つ一番の特徴が、パリッとした張り感。
コシのある質感と繊維が密に詰まった独特の風合いは、他の素材には出せない味。
涼し気で着心地の良い肌触りは、一度知ってしまったら癖になる。
タイプライター生地は薄手で軽いので、夏場でも涼しく快適な着心地ですし、
この特性を生かしたタイプライターは軽やかな印象で着こなせるのでおすすめです。
アイロンをかけてパリッと綺麗めに着るのも良いですが、僕は一回水通ししてからの独特のニュアンスを生かしてゆるりと着ようかなと。
シャツはずっと作り続けてきているブランドだけに計算され、長年にわたり熟成されたパターンはお見事。
ちょうどいい今っぽさもあって、いい仕上がりのシャツ。
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