目指したのは、もちろんアメリカのヴィンテージですが、それだけではありません。
RADIALLでは人気の吊り網み機にて織られた丸胴スウェットシャツ。
ラディアルのスウェットは数年前から作られてきた代表的なアイテムのひとつ。
目指したのは、もちろんアメリカのヴィンテージ。
カタチを似せるために表面だけなぞるのではなく、風合いや着心地など本質まで求めて作っているのは、ジーンズ、レーヨン、レザーと同様。そんなRADIALLが求めたスウェットは、吊り網機で織る事が出来る限界に近い肉感のある生地と独特のフェードした色合い、またタテに筋が入るように目が立った表面など、ヴィンテージスウェットそのもの。それを生み出す上で、絶対に欠かせないのが、吊り編み機。
世界的に見ても稼働している吊り編み機は日本の和歌山エリアに工場が数件あるだけです。
現在ヴィンテージと呼ばれる40~50年代のスウェットシャツは吊り網機で生産されたものがほとんど。
半世紀以上経過後も現存しているのは、やはり吊り網機で生産され、その商品のタフさが物語っています。
着心地がよく10年着てもヘタらない、洗っても洗っても、本体もエリも袖口も、まったくヘタらない。まるでジーンズみたいに、生地の経年も楽しめる、すばらしいスウェットシャツ。
かつてコットンフリースと呼ばれた裏面の起毛。ウールのような保温性を高める効果を持つ裏面の起毛処理。
編み上がった後に筒のまま「丸起毛」と呼ばれる工程で施され、その後染色工程へと移る。起毛は着こむほどに摩擦と洗濯で束ねられ、油脂も抜けてタオルケットのような肌触りになるのが特徴。
カラーもオリーブやブラック、ネイビーなどの色合いが多くなる冬のアウターに似合うカラー展開。
綺麗な色合いになっています。
コメント
コメントを投稿